燃える高校野球

 っても、逆境ナインじゃねーぞ!(爆)


 サカー仲間の奥平メンバァご推薦、おおきく振りかぶって第4巻が出ました。っても、3巻まではブクオフで揃えたんですけどね(^^;)。しかも、4巻購入の4日前に!(笑)

 どんな内容かというと……

 軟式野球部しかなかった県立高校に新しく硬式野球部にが誕生した。全員1年生のチームは、制球は完璧だが中学時代で負け犬根性が染みついてしまったピッチャー、強豪のリトルシニアの4番だったのに家から近いというだけでこの高校に進んだ4番、「首を振る投手は嫌いだ」と豪語する頭脳派キャッチャー、試験の為には勉強はしないという強者である野球初心者(爆)と個性派揃い(笑)。それを率いるのは、バイトで貯めた200万を部活に突っ込む(ピッチングマシーン購入)女性監督! 顧問の教師は野球は素人だがメンタルトレーニングマニア(?)。犬と会話するマルチック(?)な女子マネジを加え、夏の県大会に挑む!

 そんなマンガ(爆)。
 いや、真面目な高校野球マンガなんだよ。見知らぬ者同士だったナインが徐々にチームとしてまとまっていく所(誰をキャプテンにするか? って話で、全員一致でひとりを指名する所なんかぞくぞくした)とか、試合での配球の読みあいとか駆け引きとか、ドキドキ、ハラハラ、ゾクソクの連続です。野球が好きな人は是非読んで下さい。高校野球が好きなら飯抜いてでも読め!(笑)
 いや、それぐらい面白いんですよ。読んでると「ああ、野球やりてーなぁ」って気分になります。もしくは、「高校時代に部活やれば良かったなぁ」と。
 ええ、遊びレベル以上の野球なんてやった事ないですけど(笑)。高校時代は立派な帰宅部員でしたけど(爆)。

 あ、一時期生徒会やってたな……。極上ではなかったが……(爆)。

 あ、それと、お薦めするポイントがもう二つほどあります。
 一つ目は、等身大の高校生が野球やってるって事。どうしても魔球の出てこない野球マンガだとしても「超人野球」になりがちでしょ? 「ドカベン」は言うに及ばず(笑)、無理な特訓して(例:キャプテン)強くなろうっていうのも現実じゃあり得ないし(笑)。彼らも確かに特訓はするけど、それはあくまでも現実的な範囲内(0500から朝練、夕方は日が沈むまで練習した後、おにぎり・プロテインを食ってから駐車場等でバランス系のトレーニングをする)でしかやりません。身体をこわしては元も子もないので、ピッチャーには投球制限まで課します(破ってるみたいですが(笑))。
 二つ目は、真剣に野球マンガを描いているって事。4巻の表紙に描かれているのが女性監督、甘夏を素手で握りつぶす女こと、百枝まりあです。はい、びっくりするぐらいの巨乳です(爆)。ですが、無駄に巨乳なだけで、何も起きたりしません。女子マネジの篠岡千代は可愛い系なんですが、部員と何かあったりはしません。今の所は……(笑)。この二人がいるのに、合宿中に風呂を覗いたりしません!(爆)そういうのが読みたきゃ、あだち充でも読んどけよ! って事ですな(笑)。

 4巻は夏の県大会直前までです。試験前に誕生日会で心が一つになった(爆)後、組み合わせ抽選会で前年度甲子園出場の高校と当たってしまいました(^^;)。ビビる部員達を尻目に、4番とキャッチャー、そして監督は勝つ気満々です。で、朝練開始となる訳です(笑)。
 で、開会式。各校女子マネジの席ってあるんだなぁ……<?

 一番笑ったのは、カバー下のおまけかな? ピッチャーのお母さんとキャプテンのお母さんが開会式のスタンドで、ビデオカメラで自分の息子達を撮ってるのよ。

「うちのはわかる! 一番前!」
「やだうちの子どれだかわかんないーっ!」

 で、家に帰って再生してみたら、その声が全部入っていました(笑)。
 でもこれ、意外に盲点でさ、私も経験があります。自衛隊の基地祭に行って、模擬戦やデモフライトをデジカメの動画で撮るのですが……

すげー!

うぉ〜!

村田君、頭じゃま!(爆)

 そんな声が、空砲やターボファンの轟音の合間に録音されています……orz。
 ま、最近は注意しているので、たまにしかやらないけどね<たまにはやるんだけどね(^^;)