BATTLESTAR

メリー(by ちよ助のお父さん)


閑話休題(笑)。


スーパードラマTVで、バトルスター・ギャラクティカというSFドラマ(のパイロット版)が放送されました。中年SFヲタなら知ってる、宇宙空母ギャラクティカのリメイクです。
あんまり期待しないで見ました。


お、おもしろい!



アメ公が作ったとは思えない程暗い展開なんだけど(爆)、すんげー面白いんですけどー?
不時着したEWAC機に群がる民間人に銃を向けて、子供以外に乗せる人間はクジ引きさせたり。植民惑星随一の科学者(実はこいつが曲者)を生還させる為に、EWAC機の搭乗員が地上に残ったり。その搭乗員が、離脱するEWAC機に飛び乗ろうとした民間人を射殺したり。
人類連合(みたいな)の大統領が戦死した後を、継承権が40番以降のガンで余命幾ばくもない文化庁教育庁長官みたいのが継いだり。
退役する予定だった宇宙空母ギャラクティカが唯一生き残った人類の戦闘艦だったり。それがまとめる人類生存艦隊をサイロン艦隊が襲った時、超高速航行が出来ない宇宙船を見捨ててワープ(作中ではジャンプ)して逃げたり。

なんかさ、滅茶苦茶泣ける展開なんだよね。
見殺しにした亜光速艦には、(戦時代理)大統領が気にかけてた「(実は開戦劈頭で死亡している)両親に会いに行く」少女が乗っていたりするし(;´Д`)。


なんちゅうか、アメリカテレビ界の底力を感じるようなドラマだったね。
旧作ファンのくすぐり方も知ってるしね。旧作に出てきたバイパー戦闘機が作中ではレストアされて飛行可能となったり、それだけでなくコンピュータシステムの関係でサイロンの電子攻撃の影響を受けずに活躍したり。
うん、ヲタの基本だね(笑)。


年明けからテレビシリーズが始まるんだけど、字幕版しかないのに毎週見入ってしまいそうだ(笑)。




ところで、テレビシリーズのくせして、妙にセックル(っぽい)シーンが多いんですけど……。アメリカって、その辺五月蠅くなかったっけ?
あ、専門チャンネルでやってるのかな?