第256回「今週の『アニメ・げんしけん』面白かった会議」

 今回は、原作では第3巻収録の第14話「インナースペース」をアニメ化しております。先週オンエアの第8話(原作では第13話「springスメル」)と同様に、原作一本でアニメ一本を作っております。アニメの第1話は、原作の1話2話を合わせて作っているんですけど、今回のような話は足りないエピソードはオリジナルエピソードや「くじアン」で補ったりしています(笑)。

 今週のポイントは「復活した作画レベル」でしょうか? 7話や8話は、ハッキリ言って「左手で描いたんじゃねえの?(笑)」って思う程、キャラ崩れが酷かった(TV版ファーストガンダムの最終話近く並の崩れ具合)のですが、今回はオンエアされた中じゃトップクラスの作画レベルに回復しています。どうしたんだろう? と思ってスタッフロールを確認すると、駄目だった回は原画スタッフの名前が多い(特に8話)のに対し、今回はたった二人で原画を描いていました。そうか、役立たずが何人集まっても駄目なんだな(笑)。
 しかし、改めて各話のスタッフロールを見直すと、「なんだかなぁ」って思った回は原画スタッフの人数が多いねぇ? 第4話(大野初登場)なんか、場面ごとでレベルが段違いだったのだけど、なんと総勢20人の原画スタッフが!(爆) いやあ、アニメの製作現場って大変なんですねぇ……。

 で、今回の感想ですが、



うわ、俺がそこにいる……orz


女性(非ヲタの場合特に)と一緒の場合、一体何話したらいいやら悩んだ挙げ句、基本的に黙りがち、たまに妙なテンションで騒ぐかのどちらかになる私としては、見ていて身につまされる話でありました(笑)。
 でも不思議だな。原作読んだ時は、そんな事感じなかったのになぁ? これも脚本や演出の勝利なんだろうか?(笑)

 所で、2ちゃんで指摘されるまで気が付かなかったのですが、斑目の中の人ってチェンシンの中の人だったんですねぇ? 先週までの話じゃ、同じ中の人だと思って見てもどうしても分からなかったのですが、今週の美化400%斑目の声でようやく分かりました(笑)。
 しかし、上手い声優さんって凄いなぁ……。岩男潤子洞木ヒカリの中の人だって気が付いた時もショックだったけど、今度のも結構衝撃的事実だったよ(笑)。